NO ANIME NO LIFE

●午前、授業して、昼休みも弁当食ってる学生相手にひたすらパンクの洗礼を浴びせる。
すぐに教室を移動して、メディア文化論の某先生の授業を受ける。この前、職員室でこの先生と話がはずんで、一度授業にお邪魔します〜ということになっていた。アシスタントの某さんもこの授業は楽しいと言って、受けているので、わたしも参加。学生にまじって講義を聞く。
授業にかける準備時間って、膨大だろうなあ……と思えるような手のこんだ授業で、しかもなんという知識の広さ、深さ！ まあ先生なんだから知ってて当然なのかもしれないけど、どんな分野の話でも詳しい詳しい。やられちゃいました。
しかも、あの貴重な資料の山。スゴイ！ やっぱり資料って宝物ですねえ。ネット世代の子たちは、ほとんどのことはネットで調べたら解かると思っているんだろうけど、いや〜、アナログの力は底知れず強大です。
●１年の時の情熱を多くの学生が消滅させた状態で、２年生の一年間を過ごす。いったいだれが学生からエネルギーを吸い取っているのか。わたしか……。人生、お先真っ暗っすか？ そっすか。でもわたしは何もしてあげられないし、まあみんなは何かしてほしいなんて、これっぽっちも思っていないと思いますが、わたしは学生の人生に責任とれるわけじゃないし、まあ、みなさんいろんな場面で自分の力で落とし前をつけながら生きていってください。わたしは、なにもできまっせーんっ。たりらりら〜んのぷっぷっぷっー。
●夕方から、グループ校合同授業。個別対応しながら、今夜も延長して授業。
●録画しておいた『anego』を見る。この脚本、すっごいうまいなあ。ストーリーのつくり方とか進め方、セリフのひとつひとつ、すばらしいなあ。

●１時間目から授業。終わってタワレコへ直行。FUNERAL for a FRIEND『HOURS』購入。すでに前作のデビューアルバムでブレイク。２nd.は、よりいっそう深みが増して良い方向へ。
●スーパーで買い物をして部屋の掃除をしてシャワーを浴びて、夕方からは別の学校の夜間部の授業。
サッカー北朝鮮戦があるので、出席率は最低かと思ったら結構出席している。そっか録画しているのか、、、、と思ったら、全然興味ないですと多くの学生が言う。そうなのか。それよりメタルの話で盛り上がる。
●月曜の『エンジン』を見ていて、特に最近キムタクってカッチョいいよなあと思うようになった。普通に同性として魅力的です。小雪がいつも風呂あがりみたいな顔なのが違和感かも。

●昨日は、神戸のライヴハウス「Maiden Voyage」で、知り合いのボーカルさんのライヴを観る。
オーセンティックなメタルバンドのギタリスト最高でした。日本のイングヴェイと化してた。
あと、以前にもステージを観ているフュージョン系バンドさん、今回初めてのブラックコンテンポラリーなオールドスクール系ソウルバンドさんもいたりと、よくこれだけジャンル無関係のイベントライヴが成立してものだと感心。
●今日は、去年の麦茶パックを出してきて水出しで作る。賞味期限が今月末なので、多分使えるはず。う〜ん、いい香り。
●観葉植物の土を入れ替え、根かきをしてやる。本当はＧ.Ｗ.にしたかったんだけど、多忙だったので。
●髪を自分で切る。
●今日は６時間寝るぞと思ったけど、３時間、４時間、５時間で目が覚めて、結局５時間で邪魔臭くなって起きる。でもここ最近の平均睡眠時間が２〜３時間だったので、かなりよい眠りだった。実家の母親も３時間半とかで、たま〜に６時間くらい寝ようとしても、４時間で目が覚めるらしい。

●MOTION CITY SOUNDTRACK『COMMIT TO THIS MEMORY』購入。BLINK-182 のサポート・バンドとして来日したこともあるアメリカ・ミネソタ州ミネアポリスのバンド。まだちょっと青っぽいけど、ツボつきまくりのメロメロ・サウンド。BLINK-182 のマーク・ホッパス（b）がプロデュースしてます。
●DAY AT THE FAIR『THE ROCKING CHAIR YEARS』購入。ヤバイ！超ヤバイ！めっさエモエモです。とんでもなくエモーーーいっ。いやぁ〜、輸入盤買ったんだけど、７月に日本盤出るみたいで、今のところこのバンドのｂｉｏとか解からんのだけど、７月になればわかるかな。いや〜、ステキです。
ちょい前に紹介した ALKALINE TRIO と、この DAY AT THE FAIR は、ほんとだまされたと思って買ってみてください。すばらしいから。
●タワレコのポイントカードから氏名と電話番号を書く欄がなくなった。個人情報保護法なんでしょーねー。

●小畑友紀『僕等がいた』３巻を読む。ますますハマってます。やっぱりどーしても10歳代に読んでおきたかった。青春が……ボクの青春がぁぁ……、遠すぎて、うしろ姿も影すらも見えないよ〜（涙）。
●１年と２年のソフトボール大会を某先生が企画。先週、仲良く１勝１負で終わったのに、決着をつけようと今週また試合したみたい。け、決着つけるのかあ〜。結果を聞くのが怖いです。
●スピルバーグ『宇宙戦争』の広告が、３週間くらい先なのに夕刊にドでかく出ていた。なんかすっごい見たくなるんだけど。。。。試写会も中止になるし。最初から中止にするつもりで試写会を予定する策略なら、すごいメディア戦略だなあ。人の心理をつきまくりです。

●観葉植物の土を買おうとホームセンターに行ったら、セロテープが安かったので、つい買ってしまったが、10巻セットって、何年使えるんやろ。いらんかったかも。。。。
●「ヘビメタさん」見る。真也さんのドラムってメタルじゃないのが、見ていて何つーか、ちょっと違和感。
ＮＯＡＨを見る。小橋のコーナーでの豪腕チョップって、鈴木がやったみたいに両手でブロックすりゃいいのに。なんでしないのかねえ。

●授業！授業！授業！
睡眠不足！睡眠不足！睡眠不足！
●THE BACK HORN「ヘッドフォンチルドレン」ツアーを行ってきたという学生から話しかけられる。やっぱりみんな泣きそうになるよね。うんうん。あの将司の「オマエら、黙って最後まで聴いてりゃいいんだ」というＭＣにみんなシビレちゃってるみたい。ねちろんボクもやられちゃいました。
●500ミリのお茶ペットボトル。100円。意外とおいしい。

●「SUMMER SONIC 2005」8/13（土）チケットをゲット。
●夕方から学校に行って、Ｓ学科の２年生に音源を渡す。そして校舎を移動して、Ｐ学科の１年生に『僕等がいた』１・２巻を返す。ちなみに、Ｓ学科１年が偶然いたので、３人でへんてこな会話をしながらジュース飲んだり。
●小畑友紀『僕等がいた』ものすごく良いです。できれば10歳代の時にこのマンガを読みたかった。これを読めば女心のすべてが解かるって感じ。
●それから別の学校に移動して夜間部の授業。帰宅したら午前０時ちかく。死にます！

●５月も終わりなのね。早いです。昨日は２年のゼミやって、授業終わってからもずっと学生とおしゃべり。そういうまったりしたひとときが大好きなのよ。
BERNINGS-SHO の新しいボトムをはいていった。学生が、トップスだけだと思っていたらしく、BERNINGS-SHO ってパンツとかも作ってるんやぁと言ったまではいいが、いろいろいじくられてまたいぢめられた。
●火曜は、午前中１年の授業。１年は素直でやさしくてみんないい子ちゃんばっかりだわ。
女の子が授業終わってから、あたしも THE BACK HORN 行ってたんですぅ〜的な話になって、めっさ盛り上がり、ふたりで大興奮しながら語りまくる。
●なぜか学校の教務受付前で、スピルバーグの『宇宙戦争』 の予告編がエンドレスで流れている。
授業が終わって、アシスタントさんに言うと、ポスターもいっぱいもらったよ〜とか言っているし。割引券とかあるらしいかも。そうそうなぜか映画のチケットを800円で売ってて、思わず『ＮＡＮＡ』を１枚お願いしてしまった。
●で、授業終わって、いったん家に帰ってハンコを持って別の学校に行って試験の採点。採点表にハンコ押さないといけないからね。ところが、すっごく眠くて、最近の睡眠時間が、４時間、３時間、１時間とだんだん減ってきていて、もう爆睡モードで採点できない。コーヒー２杯飲んで、ガム噛んで、トイレに顔を洗いに行って……状態。
で、試験の採点が終わったらもう夜。。。。採点中、ずっと１年生とメール。明日飲み会らしい。あたしは行かないけどね。お財布係になっちゃうし。学生の宴会に行くとキケンっす。

●THE BACK HORN「ヘッドフォンチルドレン」ツアー 〜産声チェインソー〜追加公演。なんばHatch です。ツアーもラスト４本となってしまった。このツアーは、３月27日に神戸VARIT.で見て以来だから、ちょうど２か月ぶりです。
この２か月のあいだに THE BACK HORN は良い意味で大きく変わった。正直、まったくちがう別のツアーを見ている感覚。同じツアーを２回見たという感じがしない。
まず、千葉県から遠征してきたＢさんと待ち合わせて会場入り。大阪は男が多いねえといわれて気づいたんだけど、こんなに男性ファンが多いのは初めてです。いつもは女の子が８割くらい。
何といっても、なんばHatch は、大阪で一番音が良いライヴハウスだとわたしは思っている。実際、音が出ると、Ｂさんはスゴク音がいい！ と言ってきた。ふふふ、でしょ？ ちょっとキックが変な音だったけど、すぐに直って、痛いスネアにギターのざらつき感もベースの音の立ち方も完璧。ボーカルのリバーブのかかり具合も絶妙。きちんと輪郭がしっかりして鮮明。
将司がファルセットまったく出なくなって、このツアーの過激さがあらわれていた。あの歌い方でこのロードをこなしてきたら、そりゃ声も出なくなる。でも、それも含めて THE BACK HORN は最高なのだ。何度も泣きそうになる。どうしてウルウルするのか自分でもわからないが、とにかく泣けてしまう。
●終わって会場を出る時、卒業生に声をかけられる。うぉぉぉ、久しぶり（にっこり）。で、直後にスローラインのベースさんに肩をたたかれ「来てたんですね」と声をかけられ、またまた、うぉぉぉ〜、昨日お会いしたばかり……で今日もお会いできるなんて。
と2500人収容のハコで、偶然知り合い２人に会うなんて（笑）。
あっ、栄純がＭＣで、「ヘビメタさん」のことを言ってたので、視聴率上がるかも（笑）。
●大阪までもどって、Ｂさんと飲みに行く。途中、別の卒業生からメール。THE BACK HORN 最高でしたぁ〜というメールにこっちも興奮気味に返信。つぎは SUMMER SONIC 2005 で会いましょうとしめくくる。
で、２時間半くらい飲んで、Ｂさんと楽しくお話して帰宅。それからお仕事。深夜４時すぎに力尽きる。

●学校に100円で買えるジュースの自販機があることをつい最近知った。もっと早く発見したかった。てか、その自販機って、求人票コーナーのところに設置してあって、学校の作為が感じられるわけです。「ちゃんと求人票をこまめにチェックしてね」という作為ね。
●最寄駅がＪＲの事故の影響で、ひどく本数がすくなくなった。事故前までは、３分ごとに電車が来たのに、今は５分ごとにしか来ない。なんだかすごく不便。この２分の差は大きいです。朝は、かなりイライラします。
●授業のあと、タワレコにて、THE STARTING LINE『TRUE STORY』購入。ペンシルバニア州出身の４人組エモコア・バンドです。学生情報によると、the prize fight とからんでいるそうです。the prize fight もめっさかっちょいいです。
つづいて、ALKALINE TRIO『CRIMSON』購入。これが仮らの５枚目。ずっと前から注目していたんですが、アルバムを買ったのはこれが初めて。いやぁ〜すばらしいです。とんでもなくスゴイです。もう、エモエモエ・パンク路線なんだけど、こんな音楽聴いたことないってくらい鮮やかにスコココーンと心に入ってきます。あえて言うなら、RELIENT K みたいな感じです。このアルバムに１万円出してもいいくらいすばらしいです。
ちなみに、Ｍ-９「PREVENT THIS TRAGEDY」は、West Memphis Tree（無実の罪で無期懲役を求刑され、多くのロック・アーティストがその支援のために活動）をテーマにしています。
●久々に「Music Review」を５本追加。

●ＣＤに繊維質のちっちゃいホコリがよくつく。これがめっさ気になる。なのでカメラのレンズをエアで、吹き飛ばす、シュコシュコするやつを買いにヨドバシカメラへ（ブログの方に写真ＵＰ）。
●１時間目から授業。お昼ご飯を食べる余裕もなく、昼抜きで別の学校に移動。授業。終わってまた別の学校に移動。へとへとです。
●なぜか肌が乾燥してカサカサ。ちょうど化粧水がなくなったんだけど、どうせ暑くなるんだしと思って買わなかったら、もう全身の皮膚がボロボロ。お肉がダメな体質な上に、皮膚アレルギーのため、肌に脂っけがまったくなくて、ほんと肌がかさつく。白い粉が浮いたみたいになるくらいヒドイ。
ハーブジェルがあったのでつけてみようと思ったけど１年前のだし、、、でもいっか、とぬりぬり。
●仕事して、「ヘビメタさん」と「ＮＯＡＨ」を見て、また仕事して寝る。やっぱり平均睡眠時間２〜３時間だ。そういやあ、最近白髪が急増。ヤバイ！

●木曜日は卒業生ＯＧが授業に遊びに来てくれた。
アップルパイを作ってきてくれた。うまっ。あっさりしてて美味しいです。
いつものように授業終わってからＯＧと食事。
●某在校生がコミックを貸してくれた。わーい。で、この学生の作品集を見ながらいろいろおしゃべり。
●そのあとまた授業して帰宅。そして、お仕事……

●水曜日、夜間部の授業。タワレコにて、Axenstar『Inquition』購入。
つづいて矢野真紀『いい風』。購入。

●えっといつから止まってるんだっけ。あ、日曜日ね。ひたすらお仕事です。本当は、月曜日から１週間休みなく授業が入る予定だったんだけど、日曜日の授業がなくなって、唯一学校に行かなくてもいい日となった。多分休みなく授業やってたら、死んでたと思います。
で、日曜にちょっとホラーなことがあって、実家から両親が来たんだけど、両親がマンションを借りるのでわたしが連帯保証人になったのね。で、印鑑証明を事前にあげてきて、あとは両親が持ってきた賃貸契約書に印鑑を押すだけ。ところが、○○時頃に行くからという時間が過ぎて、なかなか来ない。おかしいなあと思っていたら、かなり遅れてやってきた。で、母親が何度ピンポーンって鳴らしても出ないし、電話したら「使われていません」って言われてつながらないし、しかたないから時間をつぶしていたと言うではないか。こっちは、遅いなあと思ってずーっと待ってたのにぃ〜。電話はちゃんと通じるし。こ・これってホラーっすか？！
わたしと両親は、もしかして時空の歪みに落ち込んだかパラレルワールドのねじれを遭遇してしまったわけですかねえ。こ・怖〜い。
●『海辺のカフカ』村上春樹（新潮文庫）を読む。いやぁ〜、久々に村上春樹ワールドにどーっぷりハマってしまった。もう春樹はダメなんじゃないかと勝手にファンとしては思っていたんだけど、あの80年代の輝いていた春樹を越える素晴らしい作品です。
んもう、とにかく深すぎるっ。感動です。この深みはすんごいです。しかも、春樹文学の真髄は、喪失と旅だけど、それはたったひとつの世界の中で展開・完結してきたわけです。ところが今回は、３つの世界が交錯している。しかもひとつは過去の時間。それらが同時進行してそれぞれが村上春樹ワールドを構築して、読者の中ではすべての世界が明確にひとつの線でつながり、全体を俯瞰しながら小説を読み進めることができる。
失うこと、再生すること、そんなテーマにとどまらず、現在の社会のあらゆる象徴が登場人物ひとりひとりに投影されている。こんな転写の仕方はいままでなかったのでは？
だからどんなに旅をしても何がどう変わるというわけでもない。世界はひとつも変わらない。でも、この上下巻の長編を読むのにまったく疲れない。つぎのページをめくるのが楽しい。なにひとつ解決されないのに、読み終わると、すべてが解決した爽快感。本を閉じると、現実の世界は何も変化していない。それすら心地いい。なんじゃこりゃ。スゴイ物語だ。ヤバイ。ヤバイです。超スゲー！（ブログの写真は上巻しか写ってませんが、下巻は学生に貸してます）
●仕事をひたすらして、深夜、プロレスを見て30分だけの息抜き。よし、頑張ろう！ あっ、朝になってしまった。。。。。