Ukraine

ギックリ腰が、日に日に悪化している
まあそのうち治るでしょう


そんなことより
何年経っても
ずーーっとモヤモヤして胸につかえている出来事がある

某学校で担当した教科の試験だ
あれは一生忘れられないと思う

試験に出るところを言って
答えも言って
さらにノートやプリントなどを試験に持ち込んでもいいことにした

ノートに答えだけ書いていれば
小学生でも100点とれる試験だ

が、半分も正解していない学生が数人いる
不思議なことに出席率は良い

出席して寝ていたとしても
友だちに答えだけ教えもらってノートに書いておいて
それを答案用紙に書き写したら100点とれる

だが、どういう理由か分からないが
半分以下の点数なのだ

単位をわざと捨てているのか?

いやいや、そーではない
数人の学生が、どーして欠点なんだと教務にクレームをつけてきた

どーしてって、正解が半分以下だからねぇ……

ところが、その点数を分かった上で、
なぜ落とすんだと言ってきている

とりあえず、誰でも簡単に100点をとれる試験で
高い出席率なのに
半分以下の点数しかとれていないんだから
単位はないよ〜
ということを後日書面にした

当然その書面は学生に届けられると思ったのだが
教務部長のところで止められてしまった

これでは納得できない
どーして欠点にしたんだと教務部長まで言い出した

はぁ?
それは何かのご冗談でしょうかww

納得できる理由を示してくれ

あ、いや、それを読んで納得できないでしょうか……

あともう少しで50点に手が届きそうな惜しい点数じゃないですか
そりゃ、学生が怒ってくるのも無理ないですよ

はぁ?
あ〜じゃもういいです
好きな点数つけて合格にしといてください
あと、もう担当をはずしてください
教える自信ないです
お世話になりました

的なことをオブラートに何重にも包んで伝える

で、まぁ、その学科で授業を持たなくなり
2〜3年後、学校じたいを辞めてしまった
あれから7年ぐらい経つが
ふとあの試験のことを今も思い出す

自分がおかしいのか?

これからも、この自問は
何度もするだろう
一生ずっとつづくと思う

ちなみに、それ以降、
よほどのことがない限り
欠点にしないようになってしまった

弱いなぁ……自分……

自分自身に点数をつけるなら
100点満点で5点ぐらいか……

難しいなぁ……世の中……

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