約50年ぶりに生駒山に登った
子どもの頃、何度か生駒山に登ったことがあって
そのことをたまに思い出す
歳をとると幼少の思い出がやたらよみがえる
で、そのうち
死ぬ前にもう一度だけ生駒に登ってみたいと思うようになり
相方を誘って登山することに
紅葉には少し早いけど決行
事前にネットで調べた「初心者コース」で頂上を目指す
瓢箪山駅から客坊谷コースで登る(以下、ルート)
旗立山
なるかわ園地 ぼくらの広場
銀樟の池
大原山
暗峠
金剛生駒国定公園の展望台
鬼取山
生駒山上遊園地(頂上)
帰りは、あじさい新道から辻子谷コースに
興法寺
石切駅
という予定だった
ところが、
普段、スポーツをしない
登山なんてガチで半世紀ぶり
軽装
いつも履いているのと違うスニーカー
ヘビとかムカデとか巨大クモが出てきたら嫌なので
スピードをあげてどんどん登る
相方は無理せずマイペースなので
途中何度も相方を待つ
しばらく進むと異変が
左ヒザが痛い
気にせず進む
どんどん痛くなってきてふんばれない
汗だく
左ヒザをかばいながら右足に体重をかけて登る
利き足は左
かなり上りにくい
ふらふらでランチ休憩
おにぎりを食べて再び登る
相方と同じペースで登っていると
今度は右ヒザが痛くなる
両ヒザをできるだけ曲げずにペンギンみたいな格好で登る
両足、壊れる(当然)
相方に支えてもらう
大汗かけきながら
とっくに息があがっている
生駒山、なめてた
両足ガクガクで、どーにかこーにか
金剛生駒国定公園の展望台に到着
日本一高い※「あべのハルカス」がよく見える
(※2027年には東京の「TORCH TOWER」が日本一になる予定)
この時点で生駒山頂まで行けるか不安になる
戻るのは不可能
考えたのは、頂上まで行って
近鉄電車(生駒山頂駅〜日本橋)
大阪メトロ(日本橋〜南森町)
で帰るというルート
そのためには頂上を目指すしかない
半泣き
相方に励ましてもらう
永遠に到着しないような気になる
ふとスマホをみると
ずっと圏外だったけど5Gが立っている
おぉぉぉぉ、山頂が近いゾ
ズタボロの状態で山頂に着く
トイレに行くのもしんどい
生駒山上遊園地で食事して
電車で帰宅
風呂から上がってロキソニンテープを貼って寝る
足が痛くて眠れない
翌朝
1時間目から大学
大阪メトロはエレベーターを使って階段は一切使わない
バリアフリーになっててよかった
大学の講師室が4階
必死で階段を昇る
授業は2階
必死で降りる
授業後、再び講師室へ
そして校舎を出る
午後からはアニメの専門学校
講師室は2階
授業も2階
ラッキー
今夜も風呂上がりにロキソニンテープ
朝
復活
二度と山になんか登らない